大切にしている4つのこと
1
コウノトリやトキと共に生きる環境をつくる
生きものを育む農業として農薬や化学肥料の使用を減らす方法や、土水路(よけじ)の維持管理・普及方法などについて考えます。
休耕田の耕起や草刈りにより田んぼビオトープを作ったり、一年中、水をためる工夫をすることで、多様な生きものの生息地を広げます。
【田んぼ】
・減農薬栽培、有機栽培
・土水路づくり
・中干しの延期、冬季湛水
・農産物の利用や企画、販売
【田んぼビオトープ】
・休耕田の全面通年湛水、背の高い草を刈る
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左:田んぼのよけじでドジョウを捕まえたコウノトリ
右:本協議会で試行している出雲市斐川町にある元休耕田の田んぼビオトープ
2
自然環境を把握する
専門家による定点調査や、簡易な方法による生きもの調査を普及し、多くの人々が自然環境の実態に直接触れる機会をつくります。 また、市民参加による広域的な状況把握を目的とした一斉調査などを実施します。データは公表し、活動の見直しに活用します。
・定点調査に協力する
・ドジョウのトラップ調査をやってみる
3
豊かな自然環境や活動を伝える
共感を広めるためにインターネット等を通じて情報を発信します。また、理解を深めるためのシンポジウムや学習会、生きもの調査イベントなどを開催します。また、各種団体が開催する環境学習活動にアドバイスやコーディネートをします。
・コウノトリやトキについて調べてみる
・環境学習会や生きもの調査イベントなどに参加する
・環境学習会を開催してみる
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ビオトープづくり学習会
4
環境づくりを通じた交流を促す
生きものを育む活動に関する知識や体験を様々なかたちで提供し、体験型交流を入口として活動の意義を理解、共感してもらうことで、交流人口の増加や農産物の販売を促進します。そのために、体験型交流イベントの企画を支援します。
・体験型交流イベントに参加する
・イベントを企画、運営、お手伝いしてみる
・地域内のお米や加工品を購入する
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提供:里山笑楽校